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防水改修工事をご計画の方へ
防水改修の基礎知識 その1防水改修の基礎知識 その2
防水改修の基礎知識 その1
ここでは、改修工事の方法の種類をご紹介します。

改修工事の考慮ポイント

  1.建物を利用しながらの工事であること  
新築工事と異なり、建物を利用しながら工事を行うことが改修工事の特徴。工事に伴って発生する不快(臭気、騒音・振動、閉鎖時間)をいかに最小限に抑えるかがポイントになります。
  2.現在ある形状や痛み具合に合わせた工事であること  
改修工事は、新たに躯体を造る新築工事とは異なり、いま現在ある形に合わせて防水層を形成する工事です。そのため、既存の形状を考慮した工法選定や、痛み具合に応じた下地処理方法の選定がポイントになります。
  3.今や環境対応が必須になっていること  
シックハウス症候群関連のトラブルは新築工事、改修工事を問わず年々増加傾向にあり、発注者の責任が問われるケースも少なくありません。シックハウス対策も欠かせないポイントです。
改修の方法
1.撤去方式
撤去方式は、旧防水層を全て撤去し、新規に下地を作り直してから、改めて防水を行う方法です。この方法では、新築同様の下地条件を作れるため、防水の選択も比較的自由に行えます。反面、コストアップ、撤去による騒音、廃棄物の発生、工事の長期化、撤去中の雨養生などの問題を含んでいます。
2.かぶせ方式
かぶせ方式は、旧防水層をできるだけ撤去しないで、その上に防水を行う方法です。この方法では、下地の痛み具合の診断能力や下地処理方法の選定能力が要求されます。反面、騒音や撤去廃材の発生が少なく、撤去直後の漏水危険性も少なく安心です。併せて、コストダウンや工期短縮も実現します。
防水改修の基礎知識 その2
改修工事において下地処理は欠かせません。ここでは、コンクリート保護防水を通気緩衝工法で改修する場合を例に、代表的な下地処理項目と、その処理が必要な理由をご紹介します。
1.「伸縮目地の処理」
既存目地材が突出していると新規防水層を施せないのはもちろん、平滑であっても十分な接着力が得られず、防水層のフクレや防水層の破断を招く恐れがあります。これらの危険を防ぐために、伸縮目地処理が必要になります。ただし、処理方法の選定を誤ると、新規目地材の突出によりフクレや破断に至るケースや、しぼれ水によって防水層の接着力を劣化させるケースなどがありますので状況に合わせた方法選定が必要です。
2.「ドレン廻りの処理」

不具合が発生した場合、漏水に直結しやすい部位といえます。この危険を防ぐため、防水層の剥離がおきにくいよう、ドレンと新規防水層との接着面積をできる限り広く取ります。
ただし、コンクリート保護層内の残留水がにじみ出てくる事が多いため、既存ドレンの上にかぶせて設置する改修用ドレンが一般的になっています。

排水能力により、設置できない場合もありますのでご相談ください 。

3.「クラック(亀裂)の処理」
下地コンクリートは個体であるため、熱せられれば膨張し冷やされれば収縮しますが、その応力はクラック(亀裂)に集中します。そのため、何も処理せずに新規防水層を施すと、クラック上で伸び縮みの繰り返しによる機械的疲労が起き、防水層が破断する恐れがあります。
この危険を防ぐため、クラックをVカットもしくはUカットした上でシーリング材を充填します 。
4.「モルタル浮き部のエポキシ注入処理」
モルタル浮き部とは、モルタル層が部分的に剥離し躯体との間に隙間が生じている部分を示し、この範囲が拡大するとモルタルが剥離し、防水層の破断につながるばかりか、剥離事故に至る危険性もあります。そこで、隙間にエポキシ樹脂を注入することでモルタル層の接着力を高めます。状況によりピンを併用したり、脆弱が激しい場合ははつり落としてポリマーセメントに再形成します。
5.「金属取り合い部の処理」
塗装材の接着力が弱いと、新規に防水層を施しても塗装材ごと剥離して、雨水の浸入口となる恐れがあります。また、コンクリートと金属では線膨張係数が異なるため、取り合いの境目にその歪応力が集中し防水層が破断しやすくなります。
これらの危険を防ぐため、取り合い部分にシール処理をし、塗装材を除去した上で金属面に直接新規防水層を施します 。
6.「壁取り合い部の水きり処理」
壁面のクラックなどから侵入した雨水が躯体に達すると、雨水は仕上げモルタルとの隙間を通じて新規防水層の裏に廻る恐れがあり、漏水の危険性が高まります。さらに、部位によっては防水層を押し上げ、水ぶくれ状になるため意匠性も損ないます。
これらの危険を防ぐため、躯体まで達する納まり用目地を新設し、新規防水層を巻き込んだ上でシール処理を行います 。
7.「表層脆弱層の除去(高圧洗浄、ポリッシャー掛け)」
汚れが付着していたりコンクリートの表層が脆弱していると、接着が阻害され防水層の剥離やフクレが起こる恐れがあります。
これらの危険を防ぐため、専用機械で圧力を高めた水やポリッシャーなどを用いて、阻害要因となる汚れや脆弱層を除去します 。
8.「下地の活性処理・平滑処理(樹脂入りモルタル塗布)」

押さえコンクリート層の表面は、経年により風化劣化が進行していることが多く、何も処理せずに新規防水層を施すと十分な接着力が得られず、防水層の剥離やフクレが発生しやすくなります。また、下地表面が凸凹状態のまま新規防水を施すと、密着工法では防水膜厚の薄膜化に。通気緩衝工法では通気シートの点接着化につながり、共に防水品質を損ねることになります。これらの危険を防ぐため、樹脂入りモルタルによる下地活性および平滑処理を行うことで、新規防水層の接着力を確保します。

 
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